今日、都立高校入試、分割後期・二次募集の倍率が確定しました。
その概要について簡単にまとめてみました。
(下記リンクからも、データが見れます)
全日制の応募人数は昨年より減少
まず、全体を見てみます。
普通科全日制は、合計で、募集1437人でに対し1060人と、
昨年(1152人)より減少しています。
内訳は(応募/募集)
・普通科 36校 768/786人
・農業科 3校 27/30人
・工業科 10校 143/370人
・商業科 4校 74/94人
・総合学科 3校 26/23人
などとなっていて、総合学科以外は1倍を切っています。
特に今年は、去年に比べて普通科の応募人数が減っています。
併願の私立にしっかり合格した人が昨年よりも多かったのでしょう。
両国・富士・大泉・墨田川の二次募集、応募状況は?
今年は、両国・富士・大泉・墨田川で二次募集がありました。
応募人数はどうでしょうか?
・両国 16/1名
・富士 9/1名
・大泉 32/14名
・墨田川 9/3名
という応募状況でした。
どこも高倍率となっています。
さすがに、このクラスの高校を受けてくる生徒が、
私立の併願に受かってないことはないと思います
ので、
併願優遇を辞退するつもりでの受験なのでしょう。
私立高校によっては、併願優遇でも辞退可能なところもありますので、
それらの学校に合格している人たちが、
入学金だけ払って勝負!
ということかもしれません。もちろん、
併願優遇で合格した高校を辞退して勝負!
という人もいると思います。
いずれにせよ、チャレンジ精神はよいと思います。
担任の先生は大変だったとは思いますが。
もちろん、誓約書に違反した受験はできません。
両国・富士とも募集人数は1名ですが、2次募集は多めに合格させますので、3名前後が実際の合格者になると思います。
3名と仮定すると、両国で5.3倍、富士で3倍ということになります。
同様に、大泉・墨田川も、ともに実質倍率は2倍程度と考えてよいと思います。
その他の学校の分割後期・二次応募状況は?
他の学校の応募状況も見てみます。
田園調布・南葛飾・東村山では、2倍を超える倍率となっています。
ほかにも1.5倍前後となっている高校もいくつかあります。
杉並総合高校も、募集1に対して4名の応募があります。
世田谷工科高校の建築・都市工学も募集3に対して7名の応募があります。
定員よりも多少多めの合格者を出すとはいえ、
しっかりと試験に臨む必要がありますね。

2020年度都立高校入試、分割後期・二次、応募情報:まとめ
2020年度都立高校入試、分割後期・二次募集の応募状況・倍率についてまとめてみました。
今後の予定は
学力検査は
3月10日(火) 午前8時30分集合
合格発表は
3月16日(月) 正午
入学手続き
3月16日(火)12時~15時まで
3月17日(火) 午前9時~12時まで
となります。
学力検査の教科は国語・数学・英語の3教科です。
コロナウイルスが広がって心配ですが、しっかりマスクをして試験に万全の態勢で臨みましょう!
おまけ:マスクをしないと入れてもらえないコンビニがあるそうですよ

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