こんにちは、都立高校入試へ向けて、理科の対策として、
試験に出そうなところをおさらいします。
今回は、生物(生命)・地球編です。
理科が苦手な人、ここは覚えておいて損はないですよ!本番へ向けて、として活用してください。


都立高校入試・理科の傾向と対策:顕微鏡の使い方
顕微鏡やルーペの使い方は良く出てきます、しっかりチェックです。
顕微鏡:
対物レンズをプレパラートに近づけてから遠ざけていく
視野のミジンコを右上に移動させたい
→ プレパラートを左下へ動かす
双眼実体顕微鏡:
粗ねじ→微動ねじ→視度調節リング
両目 →右目 →左目
の順
ルーペ:
目をつけたまま、花を近づけたり遠ざけたりする
都立入試・理科の傾向と対策:植物の体と仕組み
単子葉類と双子葉類:
単子葉類:ヒゲ根・平行な葉脈・子葉は1枚・イネ・ツユクサ・チューリップ
双子葉類:主根側根・網目状葉脈・子葉は2枚・アブラナ・アサガオ
維管束:単子葉はバラバラ・双子葉は輪状に並んでいる。
いずれも内側に道管があり、赤インクを含んだ水を
吸わせると内側が赤くなる。
単子葉 双子葉
光合成と呼吸:
試験官にオオカナダモと薄いBTB溶液を入れて
・暗闇に放置→BTB液黄色(呼吸)
・日なたに移動→BTB液黄色から緑
(光合成で、呼吸で使われたCO2が消える)
光合成をして酸素を出しても酸性にはならないので注意!
被子植物と裸子植物
被子植物:胚珠が子房の中・おしべめしべ・双子葉単子葉
裸子植物:胚珠がむき出し・雄花雌花・マツスギイチョウ
単子葉類と双子葉類はどちらも被子植物です。
「イネはアブラナやアサガオとは別の種類だったから裸子植物?」
と騙されないようにしましょう。

杉花粉は、杉の雄花が花粉を飛ばしています。
被子植物ならこうなりません。

都立高校入試・理科の傾向と対策:動物の体と仕組み・心臓
血液の循環
①心臓→大動脈→体
②体→大静脈→心臓
③心臓→肺動脈→肺
④肺→肺静脈→心臓
心臓から出るのは動脈
心臓に向かうのは静脈
酸素が一番含まれているのは④のルート

左心房には酸素の多い血が集まり、体へ送られます。
都立高校入試・理科の傾向と対策:動物と体の仕組み・消化
老廃物の分解
①肝臓でアンモニアを分解
②尿素になって、腎臓でろ過
③尿になってぼうこうに
肝臓→腎臓→ぼうこう です。
直接腎臓ではないので注意です。
消化の仕組み
①唾液:でんぷんを消化
②胃液:たんぱく質を分解
③すい液:脂肪を分解
でんぷん・たんぱく質も分解
④腸液:麦芽糖を分解
⑤胆汁:消化酵素を含まない
すい臓からは、いろいろな種類の酵素を含む消化液が分泌されます。
でんぷん、たんぱく質、脂肪すべてを分解できます。

都立高校入試・理科の傾向と対策:遺伝関連
遺伝
丸としわのエンドウの種子:対立形質
生殖細胞(精細胞・卵細胞)の遺伝子数は元の半分の数
丸(AA)としわ(aa)の子の種子は丸(Aa)だけ
・子の種子をかけ合わせたら孫の種子は丸:しわ=3:1
・子の種子としわの種子をかけ合わせたら丸:しわ=1:1
細胞分裂では染色体の数は変わりませんが、
有性生殖では、生殖細胞の染色体の数は半分になります。
受精して合わさると元の数になります。

都立高校入試・理科の傾向と対策:火山と火成岩
火山の形と特徴

噴火 おだやか ⇔ 激しい
粘り気 小さい ⇔ 大きい
色 黒っぽい ⇔ 白っぽい
火成岩の性質
火山岩:地表付近で急に冷える・斑状組織・斑晶・白い
深成岩:地下ふ深くでゆっくり冷える・等粒状組織
石英・チョウ石:白い火成岩に多く含む
代表的な岩石
流紋岩:白・火山岩
玄武岩:黒・火山岩
花崗岩:白・深成岩
斑れい岩:黒・深成岩
斑れい岩は、斑状組織ではなく、等粒状組織です。
名前の響きで騙されないようにしましょう!
都立高校入試・理科の傾向と対策:化石
生物の死がいが含まれる岩石
石灰石 塩酸を加えると溶ける・CaCO3
チャート 塩酸を加えても解けない・堆積してできた
化石の区分
示相化石:当時の環境 がわかる化石:サンゴ・アサリ
示準化石:時代がわかる化石:アンモナイト・三葉虫・ビカリア
都立高校入試・理科の傾向と対策:天気:前線と雲
寒冷前線・温暖前線と雲のでき方

寒冷前線 温暖前線
寒気が暖気を押しのける 暖気が寒気の上にかぶさる
積乱雲 乱層雲
低気圧・高気圧

高気圧 低気圧
時計回りに出る 反時計回りに入る
・中心付近で上昇気流ができるのは低気圧

低気圧の西に寒冷前線・東に温暖前線
夏は小笠原気団・南東の風
都立高校入試・理科の傾向と対策:太陽と星の動き
太陽と星の見え方
星は、1時間に15度東から西に動く
同じ時間では、1月に30度東から西に動く
太陽は
夏至の時、真東より北よりから、
当時の時、真東より南寄りから昇る

星の動き

・東から西に動く
(南の空は右が西方向)
・北の空では反時計回り
都立高校入試・理科の傾向と対策:月と金星と火星の見え方
月と金星と木星の見え方
月:
満ち欠けする
新月→上弦→満月→下弦
上弦は右半分
大きさは変わらない
金星:
満ち欠けする
大きさは変わる
火星:
あまり満ち欠けしない
大きさは変わる

月と金星の見える位置
月:
上弦は夕方
満月は夜中
加減は明け方
に南中する。
金星:
接近してくるとき
西の空に夕方見える
(宵の明星)
遠ざかるとき
東の空に明け方見える
(明けの明星)
都立高校入試・理科の傾向と対策:生命地球分野まとめ
都立入試の理科について、生命(生物)・地球(地学)分野のポイントを書いてきました。本当はもっとたくさんありますが、特に大事なところwピックアップ。
ここに書いたものをしっかり理解していれば60点くらいにはなります。
理科が苦手な人もこれを読んで復習しよう!


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