こんにちは、志望高校の偏差値も気になりますが、高校の進学実績も気になりますよね?
今回は都立高校の進学指導特別推進校7校
小山台・駒場・国際・新宿・国分寺・町田・小松川
に、加え、同レベルの偏差値の三田・竹早・武蔵野北を加えた10校の2021年大学合格実績を見てみます。
この10校はクラス数(生徒の数)が異なるのでそれを踏まえて数字を見てください。
小山台・新宿・国分寺・町田・小松川:8クラス
三田:7クラス 竹早・武蔵野北・国際:6クラス
駒場:7クラス+体育1クラス
進学指導特別推進校の合格実績比較:東大
まずは東京大学の合格数を見てみましょう
東京大学合格数()内は現役
小山台 3(1)
竹早 2(1)
新宿 1(1)
国分寺 1(1)
三田 1(1)
東京大学に合格者を出したのはこの5校です。
小山台は京都大学にも1名合格者を出しています。
東大に行きたい!という場合には、
頑張って西・戸山・国立に行く方が近道でしょうか?

進学指導特別推進校の合格実績比較:東工大・一橋大の合計は?
東京工業大・一橋大の合格数はどうでしょうか?
見てみましょう
東工大・一橋大学合格数合計()内は現役
国分寺 10(9)
新宿 9(8)
小山台 7(5)
竹早 6(6)
駒場 4(4)
国際 3(3)
武蔵野北 3(2)
三田 3(2)
小松川 3
町田 0
国分寺・新宿・小山台の順になりました。
竹早もクラス数が少ないですが6名と健闘しています。
国際高校って文系ってイメージですが、1名東工大に合格者出しています。
町田高校は2021年は振るわなかったようです。
2020年は3名の現役合格者がいました。
進学指導特別推進校から、東工大・一橋大あたりを目指すには、学年トップクラスの成績が必要です。

進学指導特別推進校の合格実績比較:国公立大学の合格者は?
都立上位校は、国公立大学の合格を目指します。
それでは国公立大学全体の合格者数です。
国公立大学合格数()内は現役
国分寺 132(107)
小山台 132(105)
新宿 123(105)
竹早 87(69)
駒場 73(66)
小松川 73(66)
町田 66(58)
武蔵野北 62(58)
三田 53(37)
国際 25(22)
国分寺と小山台が同数でトップでした。
国分寺・小山台・新宿は現役で国公立100名の合格者はすばらしいですね。
国公立現役100名は、重点校の立川・八王子東と同じレベルです。
竹早も6クラスと他よりも少ない生徒数を考えると上位3校に引けは取っていません。特別推進校に完全に肩を並べています。
駒場・小松川・町田も70名前後と底力を発揮しています。
千葉大・横浜国立大・東京都立大・学芸大が合格者の中で多く見られる大学です。
特別推進校は、国公立大の合格者数はとても重視していて、最低60名、できれば100名以上を目指しています。
進学指導特別推進校の合格実績比較:旧帝大の合格者は?
特別推進校にとって、
国公立大学の合格者数も大事ですが、質も重要です。
特に旧帝大の合格者は重要です。
旧帝(東京・京都・北海道・東北・名古屋・大阪・九州)大の合格数を見てみましょう
旧帝大合格数合計()内は現役
小山台 15(11)
新宿 8(6)
国分寺 8(6)
三田 6(5)
国際 5(4)
駒場 5(3)
竹早 4(2)
小松川 4
町田 3(3)
武蔵野北 2(2)
小山台・新宿・国分寺の順になりました。
小山台、2021年は躍進しています。
どの高校も旧帝大クラスの大学の合格者を増やしたいと考えているようですが、東京大学以外は家から通えないため、千葉大・横浜国大や早稲田慶應を選ぶ人も多いためなかなか難しいところもあるようです。

進学指導特別推進校の合格実績比較:早慶上理の合格者は?
進学指導特別推進校は難関私大の合格も目標にしています。
まずは、早慶上理の合格者を見てみます。
早慶上理合格数()内は現役
新宿 220(185)
小山台 137(115)
駒場 133(114)
三田 112(84)
国際 104(90)
国分寺 101(69)
竹早 97(82)
武蔵野北 67(49)
町田 56(48)
小松川 49(45)
早慶上理では新宿がダントツです。
また、駒場・三田・国際といった高校が上位に来ます。
駒場高校は早稲田に70名の合格者を出しました。
国際は理科大はほとんどいないので、早慶上智の合格者になります。国際は難関私大文系にはとても強いですね。
国分寺・町田・小松川は難関私大よりも国公立が得意
三田・国際は国公立よりも難関私大が得意
という特徴も見えてきます。

進学指導特別推進校の合格実績比較:GMARCHは
都立上位校だと、最低でもGMARCHには行きたい!という人がほとんどだと思います。
最後に、GMARCHの合格者を見ます。
GMARCH合格数()内は現役
新宿 425(374)
駒場 374(342)
国分寺 332(225)
小松川 291(278)
竹早 291(266)
三田 291(229)
武蔵野北 283(234)
町田 264(195)
小山台 198(148)
国際 135(116)
どの学校もGMARCH200人以上は当たり前、
300人超えして一人前!という勢いですね。
GMARCHも新宿高校が1位でした。
新宿高校は難関私大には特に強いですね。
明治大に150人近い合格者を出しています。
駒場も400人近くの合格者を出しています。
武蔵野北以上の7校が現役で200名以上の合格者です。
これを見ても、このクラスの高校ならGMARCHは当たり前レベルなんでしょうね。
進学指導特別推進校の合格実績比較:まとめ
今回は都立高校の進学指導特別推進校7校
小山台・駒場・国際・新宿・国分寺・町田・小松川
に、加え、同レベルの偏差値の三田・竹早・武蔵野北を加えた
10校の2021年大学合格実績を見てみまました。
・新宿、国分寺、小山台は重点校に迫る勢い
・駒場も難関私大中心にバランスよく好成績
・国際は難関私大文系に強み
・町田、小松川は国公立重視
進学指導特別推進校ではないですが
・竹早・武蔵野北は少クラスながらバランス良い進学実績
・三田は私大に強み
というそれぞれの特徴がありました。
もしかすると、早い時期に新宿・国分寺・小山台は進学指導重点校に、三田・竹早・武蔵野北は進学指導特別推進校になるかもしれませんね。







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