間違いだらけの英語勉強法:英語長文が苦手な人がやってはダメな勉強法って何?

今回も英語長文の勉強法について触れたいと思います。単語?構文?音読?何が重要でしょうか?

英語長文が苦手」っていう人は多いです。一体どういう勉強をすればいいのでしょうか?正解は1つではありません。
しかし、やってはダメ!というか、英語長文が苦手な人がやりがちな効果の薄い
勉強法についてあげてみたいと思います。

目次

英語長文が苦手な人がやってはダメな勉強法1:とにかく音読

英語が苦手な人に向いていない長文勉強法、それは「音読」です。

よく「音読」は大事と言います。
しかし、長文の内容が分かっていないのに、ただ音読しても内容が頭に入る事はありません。そうすると、「長文を音読する」という行為だけになってしまい、音読しただけで、何も頭に入っていないという無駄な時間を過ごすことになってしまいます。

声に出して読むと、いかにも「勉強した」という気になります。しかし、後からもう一度その長文を読んでも、おそらく解けないままで、1回目と全く変わらず進歩していないと思います。

慣用的用法などを音読することで頭に入れるのは有効です。でも、その音読するのは、しっかりと文章を理解し終わった後になります。

まずは、「ゆっくりでも良いから、英文を正確に読めるようにする」から始めていきましょう

英語長文が苦手な人がやってはダメな勉強法2:とにかく問題集をこなす

2つ目ですが、長文慣れが必要だと、長文問題集をただこなすという勉強法です。ちょっと、これじゃピンとこないと思いますので、以下に例をあげます。

1.「やっておきたい英語長文300」「英語長文レベル別問題集 (3)」などをとりあえず解く。わからない単語や文法があるけど、とりあえず時間決めて解く。
2.答えと解説を見ながら直す。
「あー、これは違ってたか~」「お、ここは合っていた」「あー、ここはこういう意味だったのか~」「今回は正答率が高かったぞ、よしよし」などと思いながら、赤ペンで直す。
3.次の問題に取り掛かる。
4.以下、2.3.の繰り返しで1冊解き終わる。
5.次の問題集に取り掛かる

要するに、「長文を解く→丸付けをする・解説を読む→次の長文を解く」
こういう感じで勉強している人多いと思います。

でも、1か月くらいしてから、同じ問題集をもう一度(2周目)やった時、解けますか?正答率上がってますか?

ほとんど変わっていないと思います。

解けなかった問題、分からなかった問題を解説を見てただ直す作業をするだけでは、ほとんど知識は頭に入っていきません。中級レベル以上の人ならいいのですが、苦手という人の場合、「自分で調べる」「すぐに復習をする」をしない限り頭には入ってこないと思います。

確かに、英語長文を解く力をつけるには問題をある程度こなす必要があります。しかし、「1題1題を徹底的に復習しながら、カメのように進んでいく」ことが英語長文が苦手な人には重要です。

英語長文上達に裏技は無し、でもやるべき事やれば成績は上がります。

 というわけで、よくやりがちな、効果があまり出ない英語の勉強法についてお話ししました。
 じゃあ、何勉強すればいいの?となりますよね。

英語が苦手な人向けの長文の勉強のポイントは

「分からない単語・文法をしっかり調べながら理解していく」
・「ゆっくりでも良いから、英文を正確に読めるようにする」
「全体を見て、どんな内容か、俯瞰的に理解する」
・「1題1題を徹底的に復習しながら、カメのように進んでいく」

これの繰り返しになります。

大変地味な作業ですが、筋トレと同じです。
マッチョになりたければ、筋トレをするしかありません。家で腕立て腹筋をしてもいいですし、ジムでマシン使っても良いです。でも、筋トレしなければマッチョになれません。
同じように、地味ですが、英文も腕立てや腹筋のように、一つ一つ地道に読んでいって理解力をあげていくのが王道です。

 
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