そろそろ、1学期の期末試験も近づいてきました。
ところで、みなさん、志望校は決まっていますか?
入試まであと半年ありますので、今すぐ絶対に志望校を決めなくてはならないことはありません。
しかし、やっぱりある程度決めておかなくてはならないですよね。
今日は志望校の決め方・選び方について書いていきたいと思います。

高校入試、志望校の決め方1:高校に入って何をしたいのか?
まず「高校に入って何をしたいのか?」を考えましょう。
「高校に行ったら、部活で頑張りたい!」という人も多いと思います。
野球部なら城東高校、ボートなら小松川高校、本所高校、吹奏楽なら墨田川高校か葛飾総合高校が有名ですね。
男子バレーなら上野高校、女子バレーなら江戸川高校でしょうか。他にも部活によって強い学校はいろいろありますね。
また、学校全体の部活への熱もいろいろです。とても部活に力を入れている学校、そこそこの学校、どっちが好みでしょうか?
「部活はしたいけど、あんまり強い部活はちょっと…」と考えるケースもあると思います。「城東高校の野球部は3軍まであるし、練習も休みが少ないみたいで、ちょっとついていけなさそう。だけど野球したいから野球の部活がある高校にしようかな。」という選び方もアリだと思います。
また、制服で選ぶというのも一つの選択肢だと思います。
中学校の先生から「制服で学校を選ぶのはダメ」だといわれる場合は多いですが、制服は3年間着るものですから、気に入った制服の方が楽しく高校生活を送れます。
「制服は嫌だなぁ。」という人は、江戸川高校のように制服がない学校もあります。
野球を頑張りたいから城東・男バレで燃えたいから上野・かっこいい応援団をやりたいので墨田川・やっぱり勉強頑張りたいから小松川など、いろんな「高校に入ったらやりたいこと」をイメージしてそこから志望校を絞っていきましょう。

高校入試、志望校の決め方2:将来何をしたいのか?
高校に入ってやりたいことから志望校を選ぶということを話してみました。
でも実際、高校は通過点で、そのあと、大学・専門学校・就職などの道があります。
将来何になりたいのかによっても志望校の選択肢も変わってきます。
「自分は国立大学に行きたいんだ!」という人は、国立大学に進学実績があるような高校を頑張って目指す必要があります。
「青山学院大学がオシャレで行きたいなぁ」と思うのなら、いわゆるマーチレベルに進学実績が多い高校を選ぶのが目標に近づきやすいでしょう。
また、高校で専門的知識をつけるのも面白いと思います。
科学技術高校なら工業や情報技術を、工芸高校では工芸・デザインを高校から専門的に学ぶことができます。
都立産業技術高専も、エンジニアを目指すのであれば特にオススメの1校です。
最近は人気が低下気味ですが、商業高校や工業高校も意義があると思います。
また、晴海総合や葛飾総合のような総合学科も2年次から自分の学びたいコースに分かれて勉強ができます。
将来なりたいことがある程度明確な人にはお勧めです。
このように、「高校卒業後、将来何をしたいのか。」を基準に志望校を選ぶことも大切です。

高校入試、志望校の決め方3:上位校の下位と、中位校の上位はどっちがいい?
例えば、あなたが頑張って上位校に受かりました。
最初の中間試験がありました。結果、学年順位が200位でした。
さて、この時、
①「よーし頑張って次は100番以内、そしてその次は50番以内に行くために頑張るぞ!」と思えますか?
②「やっぱ、みんな周り頭いいなぁ、ついていくのが精いっぱいかなぁ」と思うタイプですか?
①の方が前向きで良い印象ですが、実際に②のように感じてしまう人も少なくはないでしょう。(実際、私は②のタイプです。)
そういう場合は、無理に高めを狙わずに余裕をもった難易度の学校を志望するのも手だと思います。
私は②のタイプと言いましたが、回りが頭がいいことで逆に「自分もやらなきゃ。」と周りに触発されて思うようにもなりました。
「上位校の中下位と、中位校の上位どっちがいいか?」ですが、これは人によると思います。
自分が①型なのか、それとも②型なのかを考えてみると良いでしょう。

高校入試、志望校の決め方まとめ:とにかく学校見学をしよう!
志望校の選び方についてみてきました。
・高校で何したいのか
・将来何したいのか?
を考えながら学校選びをすることも大事です。
まだまだ受験勉強はこれからですので、成績も上がる人も多いですし、なかなか志望校を決めるのも難しいと思います。
とにかく、興味がある学校は見に行くことをお勧めします。
学校見学会や・個別見学も良いと思います。また、文化祭を見に行くとより学校の雰囲気が分かると思います。
他人のアドバイスも大事ですが、最後は自分の目で見て自分で考えて、悔いのない選択をしましょう。
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